ブラックokのフリーローンってある？申し込む前に知っておきたいこと

生活する上でどうしても必要になってくるお金、リフォームしたい、車買いたい、など手持ちが足りない時にフリーローンなどを申し込む人は多いと思います。
でも、ブラックリストに載っているのではないかと、不安で申し込もうか迷っている人もいると思います。そのような、ブラックでも利用OKなフリーローンはあるのでしょうか。
今回は、色々使えるフリーローンはブラックOKなのか、審査について解説していきます。併せて、ブラックリストとはどういうものか、ということも説明します。
フリーローンを申し込む前に、知っておくと役立つ情報を、できる限り分かりやすく解説していこうと思うので、申し込みは先という人も、予備知識として頭に入れておいて欲しいと思います。

フリーローンはブラックok？審査について徹底解説

利用目的自由のフリーローンに申し込みたいけど、自分はブラックだから申し込めないかもしれない、という不安、果たしてフリーローンはブラックでも利用OKなのでしょうか。

ブラックだと借りれる可能性が限りなく低い

結論からいうと、ブラックになってしまうと、フリーローンはおろか、その他のローンやクレジットカードなどを利用することは難しいと考えた方がいいです。

• 各種支払義務を怠った
• 自己破産をしている

理由として分かりやすいのはこの二点ではないでしょうか。このように、お金に関するトラブルのことを金融事故といいます。クレジットカードや各種公共料金の支払いを忘れたり、自己破産をしていると、審査において引っかかる可能性が高いのです。
意外と忘れがちな支払忘れ、ほとんどが毎月決まった日に引き落としや振込期限だと思うので、手帳に付けるなどして毎月忘れないようにしてください。

審査って何を見るの？審査基準を見てみよう

審査は、フリーローンやカードローン、クレジットカードなどを申し込むと、申込者全員が例外なく受けることになります。お金を貸して返済をしてくれるか、といったことを判断するためです。

• 申込書記載の個人情報
• 勤務先や雇用形態など仕事関係
• 年収
• 家族構成
• 健康状態
• 他社借り入れがあるか
• 金融事故があるか

実は、金融機関は審査基準などについて公開していません。問い合わせても教えてくれませんが、ここを見るというのは分かっています。上記以外にも審査される項目はあると思っておいてください。
ネットや郵送で申し込みをするわけですが、申し込みの際には住所氏名など個人情報の虚偽や不備があると、そこで審査が遅れてしまうので、記入するときには気を付けてください。
仕事関係、年収や家族構成は、返済できるだけの収入があり、返済に回せる余裕があるかを確認しています。金融機関としても、返済できそうもない人にお金を貸すわけにはいきませんから、ここでしっかりチェックされます。
また、健康状態は返済が終わるまで働くことができるかということを見ています。持病などが悪化して返済が遅れてしまっては、利用者も金融機関も困ってしまいます。
もし他社からの借り入れを見るのは、消費者金融は個人への貸付額が制限されている総量規制の問題があるので、いくら借りているのか、貸しても大丈夫なのかは確認しておきたい項目なのです。
ここで今回特に注目して欲しいのが、金融事故があるかどうかです。この金融事故に関する項目が、ブラックかどうかを確認する項目になります。
【こちらの記事も参考にどうぞ！】
フリーローンの審査に家族の個人信用情報は影響する？

ブラックって何？ブラックリストと信用情報機関

まず注意しなければならないのは、ブラックリストというリストは存在しないということです。ではブラックリストとは何のことをいうのでしょうか。

ブラックリストは金融事故の情報のこと

• 公共料金の未払い、支払遅延
• クレジットカード料金の未払い、支払遅延
• 自己破産

情報機関は金融機関によって3団体ある

一度でもローン商品を申し込んだり、利用した人は、必ずこの信用情報機関に利用状況、返済状況など個人情報が登録されます。そしてもちろん、金融事故も登録されるのです。
各金融機関は、一ヶ所もしくは複数の信用情報機関に登録をしています。信用情報機関の業務は、金融機関から送られてきた個人情報の管理です。金融機関は信用情報機関に申込者の情報を照会しています。
また、この3団体は横の繋がりもあるので、例えば銀行でローンを利用している人が消費者金融のローンに申し込んでも、銀行ローンの返済情報などがそのまま消費者金融に渡るので、総量規制で借り入れ制限があった場合の貸しすぎを防止することができます。
もし、フリーローンを申し込んで審査に落ちた、自分はブラックかもしれないと思ったら、上記信用情報機関に自分の情報を照会することも可能ですので、心当たりがなかったら一度問い合わせてみるといいと思います。
どの形態の金融機関に申し込んでも、個人情報を照会され、何かしらの金融トラブルの記録も審査項目として調べられるので、日頃から金融トラブルには気を付けるようにしてください。

下調べはとっても大事！身の回りの金融トラブルに注意

ブラックになってしまうと、フリーローンはおろか、金融商品を申し込んでも利用を断られてしまうほど信用を落としてしまう状態なのです。

審査で引っかからないために今一度チェックしてみよう

• 申込書に記載不備はないか
• 安定的な収入を得ているか
• 返済に回せるお金の余力があるか
• 持病もなく健康でいるか
• 他社で支払遅延をしていないか
• 金融事故を起こしていないか

上記のうち一つでも問題があると、そこで審査がストップしてしまいます。そうなると、フリーローンを利用する時期が遅れてしまいます。
そして、審査において一番重要になるのが、金融事故の有無です。簡単なところでは支払うべきものは支払いを忘れずにしてください。お金の使いすぎで自己破産に陥ることはもってのほかです。
ブラックにならないようにするためには、日々のお金の管理が重要になってきますので、支払期日は忘れずに、お金は計画的に利用してください。

フリーローンは賢く使って無理なく返済を

最後に、フリーローンを申し込む際に気を付けておくことを説明していきます。まだ申し込みしないという人も参考にしてください。

目的自由のフリーローンにも使えない目的がある

フリーローンはまとまったお金を一括して借りるローンです。利用目的は基本的に自由ですが、利用することのできない目的もあります。

• 事業に関する利用
• 株式売買などの投機目的
• 生活費
• 他社ローンからの借り換え資金
• 用途不明の資金
• 税金

金融機関によって利用目的として認めていないものには若干の差があるものの、ほとんどの金融機関では上記のような目的での利用ができないようです。
自分がどういう目的でフリーローンを申し込みたいのか、申し込んでも大丈夫なのか、金融機関に確認することも忘れないでください。

返済は計画的に忘れずにすることが今後のためにもなる

今回はフリーローンを申し込むけれど、いずれは住宅ローンや自動車ローンなど、別の金融商品を利用することがあるかもしれません。
金融事故を起こしてブラックにならないためにも、必要な返済は期日までに行う、無計画にお金を使って自己破産をしなことが重要です。
ブラックにならず、今利用しているローンをきちんと返済していれば、次にローンなどの申し込みがスムーズになりますので、何度もいいますが、お金の管理はしっかり行うようにしてください。
【参考記事】
絶対に知っておくべき！フリーローン審査に通らない理由