銀行をはじめとする金融機関はたくさんのローン商品を取り扱っています。中でも人気があるのが使い道が自由なフリーローンです。契約時にまとまったお金を借入できること、金利が低いことなどが人気の理由です。
フリーローン商品は多数ありますが今回ご紹介したいのはイオン銀行のフリーローンです。イオン銀行フリーローンはネットフリーローンとも呼ばれ、インターネットで申込ができて忙しい人にも便利です。
口コミなど実際に利用した人の情報なども参考にイオン銀行フリーローンの申込や審査、在籍確認などについて詳しく調べてみました。申込前に商品についてきちんと知っておくことはローンを利用する際にもとても大事です。
フリーローンってどんなローン?
そもそもフリーローンとはどのようなローンなのでしょうか。どんな特徴があるのでしょうか。
フリーローンは一言でいえばその名の通り、使い道が自由なローンのことです。
最近人気の繰り返し借入できるカードローンと比べると、最初にまとまったお金を借入する点が異なります。
フリーローンの主な特徴を見てみましょう。
- 金利が低い
- 審査が厳しい
- 審査に時間がかかる
- 契約時に全額借入する
- 返済額が毎月決まっている
- 繰上返済手数料や事務手数料がかかる
フリーローンは使用使途は自由ですが、借入の際にはリフォームや家具の購入、旅行費用などある程度使い道か決まっていることが多く、カードローンのように繰り返し借入し、いつの間にか借入額が膨らんでいるということはありません。
フリーローンの多くはおまとめローン、借換ローンとして利用することもでき、他行あるいは消費者金融からの借入、クレジットカードの支払いなどにも対応できます。手軽に使えること、自分のニーズに応じて使えることなどがフリーローンの魅力ですね。
低金利で手軽に借入!イオン銀行フリーローンが選ばれる理由
イオン銀行といえばイオングループが経営する銀行で全国のイオンモールやコンビニを中心にATMが設置されています。取り扱う商品も豊富で、利用者も増え続けています。
イオン銀行のフリーローンといえば、今の暮らしにプラスアルファの豊かさを与えてくれるイオンアシストプランです。インターネットで申し込みができて、手続きがスピーディなのが人気の理由です。
イオン銀行フリーローンの基本情報
金利 | 限度額 |
---|---|
3.8%~13.5% | 30万円以上700万円以内 |
イオン銀行フリーローンの特徴について詳しくみていきましょう。
金利が低い
フリープランの金利は固定金利3.8%~13.5%となり、借入額をもとに審査によって金利が決定します。
借入額300万円まで収入証明書不要
フリープランは借入額が300万円以下の場合には収入証明書が不要になります。
ただし、個人事業主や法人代表者の場合は借入額が100万円超えの場合は収入証明書が必要となります。
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銀行のフリーローンを利用するときの必要書類とは…収入証明は不要?
おまとめローンにも使える
毎月の返済をいくら減らすことができるのかということは借入額や金利によって異なるので一概には言えませんが、返済額シュミレーション
などを活用すれば概算してくれます。
融資まで来店不要!手続きがスピーディ!
フリーローンはカードローンに比べると審査に時間がかかることが難点ですが、イオン銀行フリーローンならその日のうちに審査回答が可能です。融資までは1週間程度かかるようですが、手続きがスピーディなのは嬉しいですね。
イオン銀行フリーローンの申込の流れをみてみましょう。
申込の流れ
↓
申込内容に基づき審査
↓
ローン契約書の送付(借入手続きの案内を郵送)
↓
契約書類の返送(郵送された契約書に自署、押印、必要書類を同封し返信)
↓
確認の電話(契約内容の最終確認)
↓
融資
以上がおもなイオン銀行フリーローンの特徴です。金利が低い、手軽に利用できるなどが魅力ですが、果たして審査の難易度は高いのでしょうか。どんなに条件が良いローンでも審査に通らなければ意味がないからです。
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
来店不要のフリーローンならココ!自宅にいながら融資を受けるコツ
フリーローンの審査は厳しい!?在籍確認あります!
気になるのフリーローンの審査は厳しいのでしょうか。結論から言いますとカードローンに比べると審査が厳しい傾向にあるようです。
申込条件を満たすことが大前提
まずは申込資格を確認しましょう。以下の条件を満たすことができなければ審査を受けることさえできません。
申込資格
- 日本国内に居住している方、外国籍の方については永住許可を受けている方
- 契約時の年齢が満20歳以上、満60歳未満の方
- イオン銀行に普通預金口座をお持ちの方
- 安定かつ継続した収入の見込める方
※ 原則、前年度税込年収が200万円以上の方
※ 年金受給者、学生、無職(専業主婦(夫))の方は利用できません。
以上の条件を全て満たしていればひとまず申込が可能です。次は審査基準をクリアしなければなりません。
フリーローン審査ではこんなことをチェックする
フリーローンに限らずローン審査では主に年収、勤務先、勤続年数、信用情報などを確認します。
イオン銀行フリーローンの場合前年度の年収が200万円以上あれば、アルバイトやパートでも問題ありません。
勤務先に関しては在籍確認を行い勤務実態があることを確認します。安定した収入があることがフリーローンを利用する最大の条件ですので、在籍確認できちんと就労していて給料をもらっていることを確認する必要があるのです。
口コミを見ると在籍確認がなかったという書き込みもありますが、原則在籍確認はあると考えてください。
もちろん優良な申込者に対しては例外的に在籍確認を行わないケースもあるかもしれませんが、期待しない方がいいでしょう。
ただ在籍確認というのは本人とが不在でも在籍が確認できれば何度も電話してくるということはありませんので、あまり神経質になる必要はありません。
もしも他に借入があると審査に不利になるのでは?と不安を感じている人もいますが、確かに他社から多額の借入があると返済能力が低いとみなされてしまう恐れがあります。
実際に住宅ローンとフリーローンを併用している人は少なくないのです。その証拠にイオン銀行でも住宅ローン利用者限定ローンがあり、優遇された条件で借入ができます。
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フリーローンの審査は通りやすい!?その本当のところをご紹介します
イオン銀行を利用する前に確認しておきたい3つのポイント
イオン銀行フリーローンいろいろ使い勝手が良さそうですね。フリーローンを利用するにあたって他にもチェックしておきたいことがいくつかあります。
返済は元利均等返済方式
ローンの返済にはいろいろな方式がありますが、イオン銀行フリーローンは元利均等返済方式となります。
これは元金分と利息分を合わせた一定金額を毎月支払うものですが、借入額が減るにしたがってその割合が変わっていきます。
借入額の50%を上限として、6カ月ごとの増額返済を併用することが可能です。毎年2回のボーナス時に増額返済をすることで早めの完済が可能となります。
返済日は毎月27日となりますので、それまでにイオン銀行普通口座に返済額を入金してください。
イオン銀行普通口座が必要
フリーローンを利用する際にはイオン銀行に普通口座をお持ちであることが前提となります。まだお持ちでない場合には申込前に口座を作ることでスムーズにフリーローンを利用することができます。
返済は本人名義の普通口座からの自動引き落としとなります。
事務手数料がかかる
イオン銀行に限らずフリーローンでは契約時に事務手数料がかかるのが一般的です。イオン銀行では契約1件につき事務手数料2,700円がかかります。また借入時の印紙代は利用者の負担となります。
即日融資ではない
イオン銀行フリーローンはカードローンのように即日融資というわけにはいきません。審査回答は即日でも、実際に融資を受けるまで数日から一週間かかるようです。突然の入用で今日中に必ずお金が必要という人には向きません。
以上の点を確認したうえで、申込を行うかどうか判断してください。
審査や在籍確認に必要以上に不安にならないで!
イオン銀行フリーローンのメリットデメリットについて詳しくご理解いただけたと思います。基本的な情報以外にも実際にフリーローンを利用したことのある人の体験談や口コミなどを参考に審査の傾向についてもご説明しました。
審査には個人差があるので一概には言えませんが、安定した収入があり、過去に返済のトラブルがなければ借入できる可能性は高いです。口コミをみるとイオン銀行フリーローンの審査は極めて公正で難易度は普通ということになります。
在籍確認なしで審査が進んだという口コミも見られますが、実際には在籍確認なしというのは考えにくいでしょう。ただし、気付かなかった人もいるくらい在籍確認は配慮されて行われますので心配しなくても大丈夫です。
イオン銀行フリーローンはお住まいの地域に関わらず利用できる商品です。手軽にまとまったお金を借入できるイオン銀行フリーローンをぜひご検討ください。
【参考記事】
便利に借りたい!ネットフリーローンにはどんな種類があるのか