お金を借りる方法にはいくつかあり、どれがどんなものなのか分からなくて困っている人はいませんか?例えば「カードローン」と「フリーローン」と似たような名前があって、どこが違うのか分かりづらいですよね。
それぞれ違いがあるので、お金を借りるならその違いについて知っておく必要があります。また、申込するなら消費者金融で扱っているのか銀行で扱っているのか、知っておきたい点です。
似たような名前ですが、カードローンとフリーローンには違いがあるので、これからお金を借りるなら違いを理解しておきましょう。
個人でも融資しやすく、限度額の範囲内なら利便性が高いカードローン
お金を借りるイメージとしては、カードローンをまず候補に挙げる人が多いのではないでしょうか。実際に利用している人も多く、申し込み条件をクリアしていれば、初めての人でもお金を借入できる可能性があります。
カードローンのどこが便利か、あげるとするなら限度額の範囲内なら何度でも借入できる点です。
また限度額というのは、申し込み時の審査で決まるもので、この限度額まで借入することができるというものです。例えば限度額が50万円なら最大で50万までの融資ができます。
何度でも借入ができるというのは、例えば限度額50万円のうち10万円の借入をした、この場合は返済しなくてもまた翌日に40万円の借入もできるということになります。
つまり、限度額を超えなければお金を借りた翌日でも、限度額範囲内での借入ができるという点です。カードローンの便利な点はこの利用しやすさにあるという訳です。
注意点としては、限度額の範囲なら何度でも借入できますが、返済しないと借入できなくなってしまいます。カードローンでお金を借入するなら、借りた分は必ず期日までに返済しましょう。
返済が必ず必要ですが、カードローンは利用用途も事業資金以外なら自由、借入もコンビニATMでもできるので便利です。
カードローンで借入するなら審査に通る必要有り!条件や審査について
- 20歳以上
- 65歳以下
- 安定収入
- 保証を受けられる
カードローンの申し込み条件は多くの場合は上記のように決められていることが多いです。20歳以上であることは必須で、上限年齢は60歳までとか69歳未満という場合もあります。申し込みをするなら、まず条件を確認しておく必要があります。
一つでも満たせていないと、審査落ちになるので必ず確認しましょう。「保証を受けられる」これについては、初めてカードローンに申し込みをするならあまり気にする必要はありません。ただ、携帯料金の未納や奨学金の未納、過去の借入の未納などがある場合に保証を受けられないことがあるので注意しましょう。
安定収入には具体的な数値はなく、どれくらい収入が必要なのか詳しくわかりません。ただ、同じ勤務先に1年以上勤めて、毎月収入を得ていれば審査に通る可能性はあります。
カードローンはよほど収入が低くなければ借入できる可能性があるので、収入が低くても申し込みしたら審査に通ることもあります。実際、最近はアルバイトやパートの人も対象になっているので、借入できる可能性は高いです。
ただし、必ず審査に通るわけではなく、1年以上勤めている人や収入を毎月得ている人でも審査に落ちてしまうこともあります。カードローンには申し込み条件はありますが、この条件をクリアしているからといって必ず審査に通ることの保証ではないので、この点は覚えておきましょう。
フリーローンは借入するごとに審査有り!カードローンとの違いに注意
お金を借りる方法には「フリーローン」という方法もあります。お金の借入をしたことがない人の中にはカードローンと同じ、考える人も中にはいます。フリーローンとカードローンには違いがあるので、これから借入する人はこの違いも覚えておきましょう。
大きな違いはカードローンだと限度額の範囲内で何度でも借入ができますが、フリーローンは限度額の範囲内でも何度でも借入ができない点にあります。
例えばフリーローンの審査に通り20万円の借入をしたとします。カードローンだとここから限度額の範囲内でまだ借入することができますが、フリーローンではそれができません。
フリーローンで一度借入をして、新たに借入をしたいなら下記のような手順が必要になります。
- 以前の借入の完済
- もう一度審査に通過
フリーローンで一度借入をしてもう一度借入をしたいなら、借入をすべて返済してからもう一度申し込みをして審査に通る必要があります。
ここがカードローンと違う点なので覚えておきましょう。
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フリーローンにも申し込み条件有り!事前に確認を
カードローンとは違いフリーローンの申し込みは複雑になっていることがあります。カードローンなら「20歳以上で安定した収入」と決められていることが多いですが、フリーローンには下記のような条件もあります。
- 年収200万以上など
- 勤務年数1年以上など
「年収200万以上など」と紹介したのはフリーローンによっては「年収150万円以上」といったようこともあるからです。また勤務年数も2年以上必要になる場合もあります。
フリーローンを扱っている銀行、金融機関によって申し込みの条件は違うので、申し込み前に確認しておかなくてはいけません。
カードローンとフリーローンの違いは他にも多数!
カードローンとフリーローンの違いは他にも多数あるので、紹介していきます。
- 金利
- 審査速度
- 管理のしやすさ
- 手数料
- 年収
- 返済方法
あと、わかりやすい違いとしてはカードが発行されるか、されないのかという点です。カードローンはカードが発行されますが、フリーローンにはカードがなく発行されません。
フリーローンはカードが発行されませんが、何回も借入できるものではないのでなくても特に問題ありません。では他にもこの2つの方法の違うところを解説していきます。
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カードローンよりもフリーローンの方が低金利のことが多い
カードローンやフリーローンには金利が設定されていて、銀行や金融業者によって様々です。すべてのローンで当てはまるわけではありませんが、カードローンよりもフリーローンの方が低金利のことが多く、より経済的です。
例えば三菱東京UFJ銀行ではカードローンとフリーローンの両方を扱っていて金利は以下のようになっています。
カードローン | フリーローン |
---|---|
バンクイック | ネットDE多目的ローン |
金利:1.8%~14.6% | 金利:5.475% |
どちらも三菱東京UFJ銀行の商品ですが、フリーローンの方が低金利となっています。ただ最初に紹介した通り、例外もあるので必ずフリーローンが低金利と考えないようにしましょう。例えばイオン銀行の場合ですが、下記のような金利になっています。
カードローン | フリーローン |
---|---|
イオン銀行カードローン | イオンアシストプラン |
金利:3.8%~13.8% | 金利:3.8%~13.5% |
このようにちょっとした誤差のローンもあるので、申し込み時に金利はよく確認する必要があります。借入先によっては、カードローンよりも高金利の場合もあるので注意しましょう。
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カードローンの審査は早い!フリーローンは時間が掛かる場合が多い
最近のカードローンは審査結果をその日に伝えてくれるので、即日融資もしやすくなっています。
お金の借入の検討をしている人の中には、即日で借入したいという人も多いですが、フリーローンでの即日融資は難しいので急いでいる人は注意しましょう。急いでいる人は即日融資を行ってくれるフリーローンを探すか、カードローンを利用するようにしましょう。
また即日融資というのは必ずその日に借入ができるという意味ではなくて最短でということになります。即日融資に対応してくれるカードローンやフリーローンでもその日に借入することができない場合もあるので注意しましょう。
カードローンとフリーローンは管理のしやすさも違う!
カードローンやフリーローンで借入するなら、借入残高や毎月の返済額も管理しておく必要があります。最近のカードローンは「リボ払い」という返済方法になっていて、これは借入残高によって返済額が変わっていき管理が少々大変です。
対してフリーローンは一度借入すれば、後は毎月の返済額が変わることがないので管理がしやすいです。口座に毎月同じ金額だけお金を入れておけば毎月返済されるため、口座のお金不足で返済がされなかったということも防げます。
管理しやすいといっても、振込忘れなどもあると思うので、返済時には利用口座の残高には十分配慮しておきましょう。
カードローンとフリーローンで手数料も違う!
カードローンとフリーローンでは手数料も違うので、申し込みを行う時に手数料が掛かるのか確認しておく必要があります。ここでいう「手数料」というのは、「事務手数料」のことになります。
例外はありますが、カードローンは事務手数料なしでフリーローンでは事務手数料が必要になる場合があります。例えばイオン銀行のフリーローンの場合は2700円の事務手数料が必要とされています。自分で負担する必要があるので、申し込みする前に事務手数料が掛かるのかよく確認しておきましょう。
また手数料というと「繰り上げ返済時」の手数料も違います。繰り上げ返済というのは、契約時に決めた返済日以外の日にちに余分に返済することです。
繰り上げ返済する場合は、毎月の返済額プラス繰り上げ返済額を返済することも忘れてはいけません。また繰り上げ返済額は自分で決めることができるので、うまく利用すると利息の節約にもなります。
この繰り上げ返済時にフリーローンの場合に手数料が掛かる場合もあります。カードローンでは繰り上げ返済時に手数料を取られることはないので、この手数料分経済的と言えます。
またフリーローンによっては「窓口で繰り上げ返済時には手数料無料」といった場合もあるので、繰り上げ返済時に手数料が掛かるのか確認しておきましょう。
カードローンやフリーローンでは手数料や利息は計算してみると大きい金額となってくるので、手数料と金利の管理に注意しましょう。
返済方法と申し込み時の年収制限にも注意!
カードローンとフリーローンでは借入をした場合の返済方法も違います。例えばカードローンだと最近「リボ払い」が多く、対してフリーローンは「元利均等返済」という返済方法になっている場合が多いです。
リボ払いは返済額が一定ですが、借入残高によって返済額が変動するので、「借入残高」と「変動前の返済額」「変動後の返済額」をよく管理しておく必要があります。
元利均等返済は毎月返済額が同じで借入残高によって変動することもないので管理がしやすいです。わかりやすい返済方法なので借入初心者という人でもわかりやすい返済方式と言えます。
年収制限というのは申し込み時に「年収が〇〇円以上必要」といった条件のことです。カードローンにはこのような制限があることは少なく、あまり気にする必要はありません。
フリーローンは年収150万円以上が必要といったような年収制限がある場合もあるので、申し込み時よく確認しておく必要があります。カードローンとフリーローンでは申し込み条件や返済方法が違うのでよく確認しておきましょう。
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カードローンとフリーローン、それぞれの利点・欠点を知ろう
カードローンとフリーローンにはそれぞれに利点と欠点があるので知っておきましょう。これから借入する初心者の人は参考にしてみるとよいでしょう。
まずフリーローンですが、これはカードローンに比べ何回も借入できるわけではありませんが、これが利点にも欠点にもなります。
- 過剰借入の防止
- 確実に借金の返済
フリーローンは一度借入をすると、再度借入するには完済する必要があり、新たに借入できないので無駄な借入をしなくてすみます。
一度しか借入できないというのは過剰借入を防ぐことができるのでフリーローンの利点でもあります。
また一度しか借入できないので、必要な時に借入できないという欠点もあるので注意しましょう。他の利点としては、フリーローンは一度に多額の借入がしやすいという点があります。
一度にまとまった借入ができるので、多額の借入を希望する人に向いています。ただ、その多額の借入となると審査が慎重になり、より厳しい審査が行われるという欠点もありますので覚えておきましょう。
カードローンの利点はその利便性!
カードローンの利点というとやはりその利便性にあります。限度額の範囲内なら借入が自由で、自分の都合に合わせて借入することができます。
またカードもあるので、借入先の専用ATMだけではなくコンビニATMでの借入ができることも利点です。利用用途も特に決められていなくて、事業性資金以外なら自由に使える点も良いところです。
ただこの利便性は欠点にもなりえるので、初めてカードローンを利用する人は十分注意する必要があります。例えば利便性が高いので必要ないのに借入してしまう人もいます。過剰な借入をしてしまい、返済を全く行わない人もいるので必要のない借入をしないようにしましょう。
カードローンの金利はフリーローンと比べると高金利であることが多いです。例外もありますが、高金利で利息が高くつくので利息の計算もよく行っておきましょう。
カードローンとフリーローンにそれぞれ利点と欠点があるので、自分の都合に合わせて借入先を選ぶようにしましょう。両方利用するという手段もありますが、管理も大変になるし返済遅延になる可能性が高いので、初心者の人が借入するならどちらか一つ、一つのローンだけ利用するようにしましょう。
フリーローンは銀行だけではない!消費者金融で借入することもできる
フリーローンは三菱東京UFJ銀行やイオン銀行といった銀行だけではなく、消費者金融でも扱っています。
例えば有名なものだとSMFGグループのSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)でフリーローンを扱っています。消費者金融というとカードローンのみ扱っていると思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。
SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)のようにフリーローンを扱っている場合もあり、金融業者によって扱っているローンは様々です。
申し込みするならその商品がカードローンなのか、フリーローンなのか、どんな商品を扱っているのかよく確認する必要があります。
- 何度も借入できるカードローン
- 一度しか借入できないフリーローン
カードローンとフリーローンには違う点はいくつかありますが、大きな違いは上記のことなので、この2つのローンの違うところも知っておきましょう。
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銀行のフリーローンとは一味違う!消費者金融のフリーローン
特徴を知りカードローンかフリーローンを選ぼう!
カードローンとフリーローンにはそれぞれ特徴があるので、よく知ってから申し込みしてみましょう。例えばカードローンなら下記のような人にオススメです。
- 利便性重視
- 即日融資
- 資金用途自由
カードローンはカードを利用すれば借入もしやすく、限度額の許す限り借入自由なため急きょお金が必要になるという時にも対応できます。利便性が高く利用しやすいため、初めてお金を借りるという人にオススメです。
特に消費者金融は審査にも比較的通りやすいため初めてお金を借りるなら消費者金融がオススメとなります。
ただ、高金利であることや過剰借入というリスクもあるので、利用する場合は利息や借入には注意しましょう。また審査に通りやすいといっても「通りやすい」というだけで通らない可能性もあります。過剰借入にならないように、収支のことをよく考えて利用するようにしましょう。
完済するまで一度しか借入できないフリーローンは下記のような人にオススメすることができます。
- 確実に返済
- 低金利
- 多額の借入
一度しか借入できませんが、フリーローンはその分返済に専念できます。確実に借金を減らしていけるので、過剰借入しすぎて、永遠の借金が減らないということがありません。
中には例外はありますが、フリーローンの金利は低金利の設定となっているので、利息を最小限で抑えられます。金利を重視したいという人はフリーローンを選ぶとよいでしょう。
またフリーローンはカードローンよりもまとまったお金の借入をしやすいです。多額の借入をしたいという場合もこちらのローンを使うとよいでしょう。