相性抜群！住宅ローンとフリーローンの併用がおすすめの理由！

最近住宅ローンを組んで家を買ったという人はいませんか？長年の夢が叶って手に入れたマイホームですが、一方でその他のことにお金がまわらなくなったと嘆く人が少なくありません。
確かに住宅ローンで家を買う際に頭金で貯金が大幅に減ってしまったのでこれ以上貯金に手を付けたくないという人もいるでしょう。しかし、家を買った後には新居の家具や家電、あるいは各種手数料、保険料の支払いなどが容赦なく待ち受けています。
そんなときに利用したいのが使用使途を制限しないフリーローンです。フリーローンはまとまったお金を借入したいという人におすすめです。
またフリーローンは住宅ローンと大変相性が良く、併用することでより使いやすく、また優遇措置を受けることができる借入先もあります。住宅ローンとフリーローンの併用がなぜおすすめなのかご説明しましょう。

そもそも住宅ローンとは？フリーローンとは？

住宅ローンとフリーローンの併用についてご説明する前にそれぞれのローンにどのような特徴があるのか簡単に触れておきましょう。金融機関は様々な融資関連商品を扱っていますが、住宅ローンもフリーローンもとてもメジャーな商品です。

住宅ローンとは？

また住宅ローンは借入金額が大きいため返済期間が長期化します。住宅ローンの返済期間は30年から35年ローンというのが一般的です。35年というのは決して短い期間ではないので、途中何が起こるかわかりません。
そのため住宅ローンの契約者は団体信用生命保険に加入することが義務付けられ、もしも契約者が契約期間中に死亡した場合には残金を保険会社が支払います。住宅ローンの契約時には健康状態をチェックされ、保険に加入が認められない場合にはローンを組むことができません。
住宅ローンの金利は0.5％～1.5％というのが一般的ですが、固定金利か変動金利かということによっても支払う総額は違ってきます。
借入額が少ない、早めに完済が可能という人には変動金利がおすすめ、お金の管理がしやすい、景気に左右されないという点では固定金利がおすすめですね。
返済に関しては同じ額の元金に利息を加算した金額を毎月支払う元金均等方式と元利分と利息分を合わせた一定金額を毎月支払う元利均等方式の2種類があります。子供の有無や働き方などライフスタイルに合わせた返済方法を選びましょう。
以上が住宅ローンの簡単な説明です。

フリーローンとは？

先ほども少しご説明しましたが、フリーローンとは使用使途を制限しないローンのことです。
最近人気のカードローンと違うのは限度額内で自由に借入ができるカードローンに比べ、フリーローンは最初にまとまったお金を借りて後から追加融資を受けることは基本的にはできません。
繰り返し借入できるカードローンが浪費しやすいのに対し、フリーローンはある程度目的を持って借りることが多いので、貸付側にとってリスクが少ないと言えます。
しかも、マイカーローンや教育ローンのような目的別ローンのように見積書や支払書を提出が不要なので自分のペースで利用できます。
カードローンのように即日融資を受けるのは難しいですが、カードローンに比べると金利が低い傾向にあります。有担保ローンならさらに低金利で借入できます。
使い勝手のいいフリーローンと住宅ローンは実は相性が抜群です。なぜ両者を併用する人が多いのでしょうか。

住宅ローンとフリーローンの併用がおすすめの理由

家というのはおそらく人生で最も高い買い物です。いくら住宅ローンが超低金利で返済期間が長いと言っても、やはり家を買う前と後では経済的な負担が全く異なります。家を購入するということはローンを組んでそれで終わりというわけではありません。
家具、家電、家の装飾品、庭の整備、各種保険、引っ越し代など家を購入した後に必要な経費は決して少なくありません。住宅ローンの頭金ですでに激減している貯金に手をつけるのはおすすめできません。ある程度貯金を残しておかないともしもの時に対応できないからです。
そこで利用したいのがフリーローンです。家具や引っ越し代など使い道が明確なので、余分な借入はせず目的に応じた金額のみを借入します。そこで心配なのが、住宅ローンを組んでいるのにさらにフリーローンが組めるのかということです。

住宅ローン利用中でもフリーローンの借入ができる！

実は住宅ローンを組んでいるからといってフリーローンの借入ができないということはありません。住宅ローンを契約している時点で収入や勤務先、返済能力が認められたということなので審査に問題がないということになります。

その証拠に大手金融機関の多くがすでに住宅ローンを契約中の場合、フリーローンの金利を優遇しています。例えば三井住友銀行では住宅ローンを契約中の場合、通常より0.5％金利を引き下げてくれます。
金融機関側は信頼できる利用者にお金を貸したいと考えていると同時に、住宅ローンで経済的に余裕のなくなった利用者をサポートしたいという思いもあるのでしょう。住宅ローンを利用中の金融機関でフリーローンを利用するとお得に借入できるのです。

意外と多い！お得な住宅ローン利用者限定フリーローン

住宅ローン利用者限定のフリーローンは探すと結構みつかります。条件は借入先によって異なりますが、住宅ローンを契約することで築かれた信頼と実績によって優遇された条件でフリーローンを利用できるのです。
住宅ローン契約後の厳しい経済状態を救ってくれるのが住宅ローン利用者限定フリーローンです。
もしも住宅ローンの借入先がフリーローンを取り扱っている場合はぜひ相談してみることをおすすめします。
こちらでは愛媛銀行の住宅ローン利用者限定のフリーローンをご紹介します。

愛媛銀行住宅ローン利用者限定フリーローン

まずは愛媛銀行の住宅ローン利用者限定フリーローンをご紹介します。
愛媛銀行は愛媛県松山市に本店を置く第二地方銀行で、通称ひめぎんと呼ばれています。創業は1948年と歴史の古い銀行です。
愛媛銀行では住宅ローン、教育ローン、マイカーローン、カードローンなど各種ローンを取り扱っています。
それでは、住宅ローン利用者限定フリーローンの特徴を見てみましょう。

• 住宅ローン利用者だけの限定
• 使い道は自由
• 「給与振込」「年金振込」指定で優遇金利
• 他行の住宅ローンを利用中でＯＫ
• 最大500万円まで融資可能
• 最長10年間借入可能

申込資格と申込の流れ

申込資格

• 申込時満20歳以上で完済時満75歳以下の方
• 勤務年数、営業年数は不問
• 金融機関の住宅ローンを通算1年以上利用中で直近6カ月の返済が約定通りされている方
• 金融機関の住宅ローンを1年以内に正常完済された方
• 株式会社愛媛ジェーシービーまたは株式会社オリエントコーポレーションの保証を受けられる方

申込の流れ

返済は元利均等月賦返済となり、ボーナス返済との併用が可能です。
返済日は月末日を除く任意の日を選ぶことができます。
住宅ローン利用者限定フリーローンではその他下記の手数料がかかります。

愛媛銀行は地方銀行ですので営業エリアにお住まいでないと利用が難しいかもしれませんが、住宅ローン利用者に対する金利の引き下げは多くの銀行で行われています。
住宅ローン利用者限定ローンと銘打っていなくても実は住宅ローン利用者に対して金利の優遇を行っていることが多いのです。フリーローンに限らず、マイカーローンや教育ローン、リフォームローン、カードローンなども住宅ローンを利用中の場合、0.5％程度金利の引き下げが可能となります。
ぜひ住宅ローンの借入先に借入の相談をしてみてください。

住宅ローンを利用中ならお得にフリーローンが使える！

念願のマイホームを手に入れたのはいいけれど経済的余裕がなくなった、そんな人はフリーローンの利用を検討してみてください。万が一に備えて、できるだけ貯金には手を付けないようにしたいものです。
金融機関の多くが住宅ローンの契約者に対し、優遇金利で貸付を行っています。条件は様々ですが、中には他行の住宅ローン利用者にも対応している商品もあります。
住宅ローンを組んでいるということ、正常な返済をしているということが何よりの信用と実績になるのでしょう。
多目的に利用できるフリーローンのほかにも、使い道が限定された目的型ローンもあります。もしも医療費や冠婚葬祭、リフォームなど目的が決まっている場合にはそちらを利用することも可能です。
できるだけ低金利で借入をして、賢く住宅ローンと併用しましょう。あくまでも住宅ローンの支払いがあることを念頭に置き、借り過ぎないことが大事です。
【参考記事】
低金利で利息の安いフリーローンを探す？低い固定金利は狙い目なのか