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お得な金利は都市銀行?それとも地銀?比較で分かるフリーローン!

フリーローンは、カードローンよりも大きな金額を一気に借りたい時に便利です。使い道も自由に設定できる商品が多く、生活の中の色々な面でお世話になることもありそうですね。
そんなフリーローンですが、大抵は銀行で借りることになります。その時にはどこで借りるかが最初の選択ですよね。そしてやっぱり気になるのは金利のこと。できるだけお得に借りたいと思うのは、きっと万民共通の気持ちでしょう。
銀行の金利を比較した時、どこで借りるのがあなたにとってベストなのでしょうか?選択のポイントをチェックしましょう。

何と言ってもメガバンク!魅力満載のフリーローン!

まずはメガバンクと呼ばれる、日本の三大都市銀行をチェックしてみましょう。商品の名前は違いますが、どの銀行からも、低金利で高限度額、多様な使い方ができるフリーローン商品が提供されています。

  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行

どの銀行も、一度は聞いたことがあるでしょう。日本全国に店舗を展開し、多くの人が使っている有名銀行です。近所に店舗がないとしても、インターネットの発達により、より多くの地域の人が利用できるようになっています。
メガバンクの利点としては、何と言ってもサービス内容がとても手厚いことです。行員の水準も高く、商品の内容に疑問を持ったとしても、すぐに分かりやすく対応してくれることでしょう。思わぬトラブルの処理にも期待ができます。
また、銀行の特徴として、金利が低いことは忘れられないポイントです。特にメガバンクではその傾向が顕著であるため、フリーローンだけではなく、融資商品の利用を希望する人が後を絶ちません。

金利の違いは?目玉商品を比較しよう!

三大メガバンクから提供されているフリーローン商品は、以下の3つを確認することができます(2017年3月現在)。金利、限度額を見てみましょう。

銀行、商品名 金利 限度額
三菱東京UFJ銀行
ネットDE多目的ローン
5.475% 300万円
三井住友銀行
フリーローン(無担保型)
5.975% 300万円
みずほ銀行
みずほ銀行多目的ローン
(変動制)5.875%
(固定制)6.700%
300万円

いずれの商品も限度額は300万円です。
金利はみずほ銀行の固定金利制を選ぶ時以外は、ほぼ6.0%以内に収めることができますね。
6.0%という金利、今の時代は大変貴重な低金利です。
カードローンやキャッシングに慣れた人なら、15.0%前後の金利を経験したこともあるかもしれません。人によっては、メガバンクのフリーローンの金利は、過去の経験の半分以下になってもおかしくないでしょう。
金利だけが選択条件の全てではありませんが、メガバンクならではの商品の金利は、絶対に見逃せない、かなり魅力的なものだと言えるでしょう。

金利の他には何がある?それぞれの特徴チェック!

金利の他にも、メガバンクのフリーローン商品には、それぞれの特徴があります。いずれも利用者には嬉しく、親切とも言える内容です。

銀行・商品名 特徴
三菱東京UFJ銀行
ネットDE多目的ローン
原則来店不要で申し込み可能
返済期間が最長10年
三菱東京UFJ銀行
フリーローン(無担保型)
即日審査、即日回答可能
無人のローン契約機利用可能
みずほ銀行
みずほ銀行多目的ローン
条件次第で金利特典あり

三菱東京UFJ銀行のネットDE多目的ローンは、商品名で想像がつく通り、インターネットからの申し込みが基本となっています。面倒な手続きがかなり省略できます。返済期間も10年と長く設定できるため、より家計を管理しやすいでしょう。
三井住友銀行のフリーローン(無担保型)は、何と言っても審査が早く、即日審査・回答が可能なことが魅力です。また、ローン契約機が用意され、9時から21時まで利用することができます。素早く手軽に使いたい人にお勧めです。
金利以外の特徴と言いましたが、みずほ銀行多目的ローンは、金利サービスの特徴を見逃せません。固定金利、変動金利を選べることに加え、特定の自行ローンの利用者(過去でも可能)は、最大0.1%の金利引き下げを適用されます。

三菱東京UFJ銀行で手間を軽減するか、三井住友銀行でスピーディな審査を手軽に受けるか、みずほ銀行でよりお得な金利を目指すか、いずれも嬉しいポイントで迷ってしまいそうですね。返済計画と相談してみると良いでしょう。

地元密着!チェック必須の地方銀行フリーローン!

次に地方銀行のいくつかを見てみましょう。地方銀行は非常に数が多く、全てを合わせると、日本国内には64もの地方銀行が存在しています。地方銀行という名称とはいえ、もちろん業務内容はメガバンクと変わりません。
地方銀行の中でも、大手として扱われる銀行は、メガバンクと遜色がないと言える企業力を持ち、様々なサービスを展開しています。その中でも以下の3つの銀行はとても有名です。

  • 北洋銀行
  • 横浜銀行
  • 西日本シティ銀行

北洋銀行は、北海道では最も大きな地方銀行です。道民の多くの人が利用している銀行だと言えるでしょう。多数の商品の中には、やはりフリーローンが用意されています。
横浜銀行は、地方銀行の中では最も大きな銀行になります。大きさが全てではないものの、やはり安定性や商品の安心性を考える時、ひとつの目安になるでしょう。
西日本シティ銀行は、福岡県に拠点を置く銀行です。地方銀行の規模では大抵、10位以内にランクインしています。多種類のフリーローンを用意しているため、より細かい条件を比較して選ぶことが可能です。

ちょっとお高めに感じることも?地方銀行の金利比較!

では、3つの地方銀行のフリーローンを、金利面からチェックしてみましょう。また、同時に限度額も見ておきましょう。

銀行、商品名 金利 限度額
北洋銀行
北洋フリーローン
4.9%~13.5% 500万円
横浜銀行
横浜銀行フリーローン
1.9%~14.6% 1000万円
西日本シティ銀行
NCB EZフリーローン
15.0%(固定金利制) 500万円

北洋銀行の北洋フリーローンの金利は、低い部類というわけではありません。
しかし限度額が大きめであること、フリーローンは借入金額が大きくなることが多いという面を考えると、希望借入金額によってはお得に利用することが可能です。
横浜銀行の横浜銀行フリーローンは、金利、限度額共に、メガバンクに負けないスペックだと言えるでしょう。特に借入金額が高額な人ほど、かなり家計的に有利な借入が可能になります。
西日本シティ銀行のNCB EZフリーローンは、他のフリーローンと違い、固定金利制になっています。15.0%という数字は決して低くはないものの、地方銀行で安定した借入をしたいという人は、選択肢に入れても良いのではないでしょうか。

その他の特徴は?地方銀行でも高い利便性!

金利以外の特徴も、それぞれの銀行には特色があります。メガバンクにも負けない利便性を実現していることもありますので、ぜひ見逃さないようにしていきたいものです。

銀行・商品名 特徴
北洋銀行
北洋フリーローン
資金使途確認書類不要
300万円まで収入証明書不要
おまとめローン利用可能
横浜銀行
横浜銀行フリーローン
即日審査・即日回答可能
最短3営業日で借入可能
300万円まで収入証明書不要
西日本シティ銀行
NCB EZフリーローン
返済期間最長15年
条件により最大2.5%の金利引き下げ

北洋フリーローンの特徴は、フリーローンでも求められることがある、資金使途の確認書類の提出が不要ということです。また、おまとめローンに利用することも可能ですので、幅広い層の人の申し込みが期待できます。
横浜銀行フリーローンは審査回答が非常に速く、借入までの速度もほぼ最短だと言えるでしょう。ただし、申し込み時間よっては翌営業日になるケースもありますので、早めの申し込みを心掛けましょう。
NCB EZフリーローンは、返済期間を最長で15年に設定できます。固定金利のため、家計に優しい返済が可能ですね。また、窓口から給与振込指定、カードローン利用の手続きをすると、最大で2.5%の金利引き下げサービスを受けられます。

お得な金利は?まずは10%以下が目標!

実際に商品を選ぶとなると、やはり迷ってしまうものです。そんな時にはまず、金利をよく見てみましょう。

  • フリーローンは金利10%以下がお得!

借入や返済の計画にもよりますが、多くの人には金利10%以下がお得になる可能性が高いと考えられます。銀行のフリーローンは金利が低いものが多いとはいえ、中にはやはり高いものもありますので、目的の商品をチェックしてみあしょう。
チェック
金利10%以上はカードローンやキャッシングで間に合うことがある
カードローンはキャッシングは、フリーローンと比較すると、金利が高いものがほとんどです。しかし、フリーローンの商品の性質や借入額を考えた時、もしかすると希望商品の金利が10%を超えるかもしれません。

そんな時には、フリーローンにこだわる必要がないケースもあります。ライフスタイルや借入目的によっては、フリーローンではなくても良いかもしれません。もう一度検討してみる価値はあるでしょう。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
低金利で利息の安いフリーローンを探す?低い固定金利は狙い目なのか

金利以外にかかるお金は?各種手数料について

フリーローンを利用する時、カードローンと決定的に違うポイントのひとつとして、各種の手数料が発生するというものがあります。全ての商品の共通項ではありませんが、商品によっては数千円を準備する必要が生じます。

  • 事務手数料
  • 繰り上げ返済手数料

事務手数料とは、申し込みや審査を担当する行員の作業に対する手数料、契約に必要な収入印紙の経費などを総合した内容を指します。一般的には5000円以内で収まることが多いようです。
繰り上げ返済手数料とは、月々の返済の他に、追加で返済を行う時に必要となります。こちらも数千円の金額になりますので、繰り上げ返済を行う時には、手数料と合わせた金額を用意しましょう。

やっぱり迷う金利&手数料…そんな時にお勧めの考え方!

金利や手数料を考えると、やはり商品への申し込みを迷ってしまう…という人はいませんか?お金が関わることになれば、そういったことは充分に考え尽くしたいものです。
そんな時には借入希望額を考えてみましょう。金利と借入額の性質は、返済計画に大きく関わってきます。

  • 借入額が大きければ金利が低くなる

固定金利制の商品は別ですが、変動金利制のフリーローンなら、高金利でもお得に利用できる可能性が高くなります。
借入希望額と金利をチェックし、発生する利息を計算してみましょう。
発生する利息次第では、高金利でも家計を圧迫しない返済が可能になります。金利が高いからと言って最初から敬遠せず、様々な条件から考えてみると良さそうですね。

時にはフリーローンよりお得!カードローンもチェック!

先に少し触れましたが、条件によってはフリーローンよりもカードローンの方がお得に、そして便利に利用できることがあります。どちらが良いかは人それぞれですが、違いを理解しておいても損はありません。

種類 特徴
フリーローン 借入は最初の一回だけ
高額融資が期待できる
カードローン 限度額内で何回でも追加借入できる
初期の高額融資は難しい

フリーローンとカードローンの違いは、大きく分けるとこのようなものになります。追加での借入が可能かどうか、初期で借り入れできる金額はどれくらいか、という点ですね。
フリーローンは基本的に、借入が一度しかできません。
完全に返済を終えてから追加借入をしようとしても、ほとんどの商品では新規で契約をし直すように勧められるでしょう。申し込みから審査まで、最初からやり直す手間がかかります。
そんな時にはカードローンの利用を考えてみてはいかがでしょうか。カードローンは限度額内であり、利用状況に問題がなければ、借入残高があっても複数回、何度でも利用することができます。
ただ、カードローンの場合、最初から高額を借入することは難しいため、利用額がそれほど高額ではない人に向いています。

カードローンのメリットは?高い利便性が鍵!

カードローンのメリットは、利便性がとにかく高いということが挙げられます。日常生活の中で、借入までの時間をそれほど要することなく、すぐに現金を用意できると言う魅力が人気の理由のひとつです。

  • 利用できるATMが多い
  • 借入、返済が手軽
  • 審査が速い

銀行が発行しているカードローンは、対応しているATMが大変多いため、必要な時にすぐに利用できるというメリットがあります。銀行の自行ATMだけではなく、他行の提携ATM、コンビニATMを利用することも可能です。
また、最近では銀行のカードローンでも審査が速いものが多くなっており、即日審査、即日回答が可能な商品もたくさん揃っています。
中には即日融資も可能なものもありますので、緊急の時にはぜひ利用を考えたいものです。

三菱東京UFJ銀行がお勧め!バンクイックで便利に借りる!

三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は、カードローンを利用する人の中でもかなり人気の高い一枚です。低金利、高融資額に加え、非常に速く審査をしてもらえる申し込み方法が用意されています。
また、三菱東京UFJ銀行では、フリーローンにあたる「ネットDE多目的ローン」と並び、バンクイックを紹介しています。借入金額によってはネットDE多目的ローンよりもお得に利用できる側面もあるので、ぜひ使いこなしたいですね。

項目 内容
商品名 三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」
金利 1.8%~14.6%
限度額 500万円
特徴 最短30分で審査回答可能
最短40分で即日融資可能

バンクイックの最大の特徴は、何と言っても審査がとても速いことでしょう。インターネットからの申し込みなら、最短30分で審査回答を得ることができます。ただ、申し込み時間が遅い場合、翌営業日の回答になることがあります。
また、銀行窓口に設置してある、申し込み専用のテレビ電話を利用すれば、最短40分で審査回答、利用の開始を行うことも可能です。銀行カードローンの中では驚異とも言えるスピード審査です。
限度額に関しても、500万円という高額となっています。
ネットDE多目的ローンの最大限度額が300万円ですので、それ以上の金額が必要な人にも、バンクイックの存在は助かることでしょう。

使い方次第!お得な借入はあなたが決める!

銀行のフリーローンと一口に言っても、様々な商品があることが分かりました。メガバンクはもちろん、地方銀行でもたくさんのフリーローンが用意されています。金利や利用のしやすさを考えると、選ぶ時に迷うかもしれません。
金利について考えたとしても、結果的に事務手数料やその他の手数料などを加味してみると、案外違った事情が見えてくることでしょう。金利以外にも気になるポイントが出て来る可能性もあります。
フリーローンは基本的に一回限りの借入になります。目的に充分に足りる金額が借りられるかどうか、本当に自分の返済能力とバランスが取れているかを考え、自分に合った商品を見つけて下さいね。
【参考記事】
意外に知らない!カードローンでキャッシングとフリーローンの違い

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