急な出費には、飲み会等の小額な金額が必要な場合やまとまった金額が必要な時があります。そこでお金を借りる時には、どの方法を選んだらよいのか調べる必要があります。
お金を借りる方法には、カードローンでキャッシングする方法やフリーローンを利用する方法があります。
どちらを選ぶべきか悩んでいる方のために、ここではカードローンでキャッシングするメリット・デメリットやフリーローンを利用するメリット・デメリットを紹介します。
これらのメリット・デメリットからカードローンでのキャッシング、フリーローンの利用の違いを見ていきましょう。
まずは基本！カードローンやフリーローンとは
まずはカードローンやフリーローンとは、どんなものなのか紹介していきます。違いがないように見えますが、実は細かい違いがありますよ。
カードローンとは
カードローンとは、個人向けの無担保ローンですね。
カードローン商品では保証人・担保不要となっています。個人の信用を重視し、申込者の年齢や年収・返済能力がチェックポイントとなります。
けれど、ほとんどの商品で年収制限はなくパートやアルバイトの収入でも、定期的に収入があればお金を借りることができる商品となっています。
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フリーローンを利用したい！必要な年収は一体どのくらいなの？
フリーローンとは
フリーローンとは、住宅ローンやマイカーローン・教育ローン等の目的ローンとは異なり、使いみちを特定せずにお金を借りることができるローンになります。
金融機関によっては多目的ローンという名称を使っているところもあります。フリーローンには、無担保のものと有担保のものがあり、どちらを選ぶかによって借入上限額や金利が異なってきます。
もう一度借入れをしたいと思ったら、再度申し込みをして審査を受けて契約してから利用することになりますよ。
| ローンの違い | カードローン | フリーローン |
|---|---|---|
| 資金使途 | 自由 | 自由 |
| 担保 | 不要 | 無担保/有担保の選択可 |
| 繰り返しの利用 | 可能 | 再度申し込みが必要 |
カードローンでキャッシングするメリット・デメリット
カードローンでキャッシングする前には、メリットとデメリットを知っておくと安心です。それぞれ見ていきましょう。
カードローンのメリット
カードローンには銀行カードローンや消費者金融等の様々な借入先があります。選択肢がたくさんあるのもメリットですね。
カードローンを利用するメリットと言えば、繰り返し利用できることが挙げられます。あらかじめカードを作っておくと、必要な時にすぐに利用限度額内でキャッシングすることが可能です。
いつでもキャッシングができますので、必要な額だけを借りることができ、余裕をもって多めに借りる必要もありません。そのため借り過ぎることも防げますね。
- キャッシング会社が多数ある
- 審査時間が早い
- 繰り返しキャッシング可能
- コンビニATM等でいつでもキャッシング可能
- 担保・保証人不要
上記を見ると分かるように、スピード審査で即日融資ができることもカードローンの魅力ですね。担保・保証人不要で申込みやすく、当日キャッシングも可能ですので、急いでいる時にも便利なのです。
カードローンのデメリット
カードローンのデメリットと言えば、いつでもキャッシングができるため預金感覚に陥ってしまうことです。「カードローンは借金」ということを常に意識して利用する必要がありますね。
また、当日融資を利用するには申込み時間が限られています。そのため、申込めばいつでも即日融資が可能なわけではないので、注意が必要ですね。
- 借金の感覚が薄れやすい
- 即日融資には申込む時間帯が限られる
知っておきたい！フリーローンを利用するメリット・デメリット
カードローンについてのメリット・デメリットが分かったところで、フリーローンを利用するメリット・デメリットも見ていきましょう。
フリーローンのメリット
フリーローンを利用するメリットと言えば、金利が低いことが挙げられます。また追加の融資ができませんので、返済額がハッキリ分かり途中で返済額が変わることもないため、お金の管理もしやすいです。
- 金利が低い
- 追加の融資ができないため、融資額が明確
- 返済計画が立てやすい
フリーローンのデメリット
フリーローンのデメリットと言えば、追加の融資が受けられないことですね。またフリーローンは、使いみち自由のローンとなりますが何にお金が必要なのかを申告する必要があります。
そのため、必要書類に使いみちの確認書類として金額等がわかる請求書・契約書・注文書等が必要となります。そして申込み後には納付済みの振込受取書・領収書等の支払済確認書類が必要となります。
- 審査に時間がかかる
- 追加の融資は不可
- 使いみちの申告が必要
これで納得！カードローンとフリーローンの使い分け
ここまでカードローンとフリーローンのメリット・デメリットを見てきましたが、それぞれの特徴を考慮して、どういう風に使い分けるべきなのか見ていきましょう。
急いで借りたい時にはカードローン
急いで借りたい時には、スピード融資に対応しているカードローンがおすすめとなります。
| 金融機関 | 即日キャッシング |
|---|---|
| アコム | 最短30分で審査回答、平日14時までに必要書類の提出で可能 |
| 三井住友銀行 | 最短30分で審査回答、カード即日発行で当日融資可能 |
| 横浜銀行 | 当日回答、振込みによる当日融資可能 |
消費者金融も銀行カードローンも即日キャッシングに対応しているところがありますので、急いで借りたい時でも安心です。
ただし、即日キャッシングに対応しているところでも、受付時間によっては翌営業日となることもありますので、申込む時間帯にも注意して申し込む必要がありますよ。
繰り返し利用したい時にもカードローン
繰り返し何度も利用した時にも、カードローンがおすすめとなります。カードローンなら、一度契約しておけば利用限度額の範囲内で、何度でもキャッシングが可能となっています。
これはカードローンのメリットでも紹介した通り、どこのカードローンに申し込んでも対応していますので、安心して申し込めますね。
ただし、中小消費者金融の中にはカードローンではなく証書貸付となっているところもあります。
証書貸付けでは繰り返しの融資はできませんので、中小消費者金融を利用する時には、カードローンなのか証書貸付なのかチェックが必要ですね。
まとまった金額を借りたいならフリーローン
まとまった金額を借りたいのであれば、フリーローンを選ぶと低金利で利用できます。
| フリーローン | 融資額 |
|---|---|
| 三井住友銀行 | 300万円以内 |
| 横浜銀行 | 1000万円まで |
家具、家電購入費用、入院費用・出産費用、個人旅行費用など、高額融資を希望する時も安心して申し込むことができますね。また三井住友銀行では、有担保のフリーローンにすると、最高1億円まで借入れができますよ。
フリーローンでは資金使途確認資料が必要となっていますが、横浜銀行では借入金額300万円までは見積書等の資金使途確認資料が不要となっていますので、カードローン同様に申し込みやすくなっています。
計画通りに完済したいならフリーローン
カードローンでは繰り返し何度もキャッシングができることが魅力ですが、フリーローンでは繰り返し利用できないため計画通りに返済することができます。
途中で借入金額が変わることがありませんので、最初に計画した通りに返済を続け、完済を迎えることができるのです。
カードローンでは、ついつい気軽にキャッシングしてしまうという方には、フリーローンで一度きりの融資を利用した方が借り過ぎる心配がありませんね。
カードローンとフリーローンを上手に利用するポイント
フリーローンは家電購入費や入院費用等、頻度は少ない出費でまとまった金額を一度にキャッシングしたい時に便利ですね。金利も低いため返済もラクですよ。
利用目的に合わせて、カードローンとフリーローンを上手に使い分けると、少ない負担で快適に生活ができますね。
【参考記事】
フリーローンのメリット・デメリットは？カードローンとの違いを検証
