大手消費者金融などで行われている期間限定の無利息サービスは、フリーローンでも利用できるのでしょうか。少しでも利息がかからないようにと考えるなら、無利息サービスは魅力です。
こちらではフリーローンをよりお得に利用するポイントについてお話ししています。フリーローンのことを詳しく知りたい、カードローンとどう違うの?と思っている人、フリーローンを検討されていて、金利が不安と思われている人必見ですよ!
フリーローンとカードローンはどう違う?
お金を借りる手段としてはフリーローンもカードローンも利用目的が自由というところは同じです。それではフリーローンとカードローンはどこが違うのでしょうか。比較してみましょう。
フリーローン | カードローン | |
---|---|---|
借入方法 | まとめて必要金額を借入(振込融資) | ローンカードで限度額まで繰返し借入可 |
返済方法 | 毎月均等返済(自動振替) | 自動振替、ATMなどで返済可 |
融資までの時間 | 日にちがかかる場合が多い | 即日融資可能な場合もある |
実質年率 | カードローンに比べ低金利設定が多い | 限度額による設定フリーローンより高い |
返済期間契約期間 | 最長10年が多い | 1年~3年ごとの自動更新 |
金利面や返済期間の違いもありますが、何といってもフリーローンとカードローンの大きな違いはその借入方法ですよね。カードローンは文字通りローンカードを使ってATMで必要な時、必要な金額を限度額までなら自由に繰り返し借入できます。
フリーローンは一度まとめて借入れをすると、後はその借入分を返済していくだけです。
もちろん追加で借入が出来ない訳ではありませんが、その場合でも同様に審査が行われます。
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
意外に知らない!カードローンでキャッシングとフリーローンの違い
カードローンや銀行のキャッシングでの無利息サービス
特に消費者金融のカードローンやキャッシングでは初回に限り無利息サービスを行っていて、最初の30日間は利息がかかりません、などというものもあります。
これはカードローンの初回サービスと考える方が良いのですが、まれに地方銀行などで、30日間利息無料のサービスがフリーローンでも利用できる場合があります。
ただ、長期返済の多いフリーローンの場合は一か月で一括返済という事は珍しく、繰り上げ返済には手数料がかかる場合もあり、利息無料サービスを有効的に利用することは少ないかもわかりません。
無利息サービス以外にもフリーローンでの借入で利用できるサービスがありますよ。どのようなものがあるのか確認してみましょう。
- 複数社を一本化で低金利実現
- ダイレクトバンキングで手数料軽減
- 利用状況に応じて金利引下げサービス
無利息サービスとは違ってきますが、少しでも利息を少なく、またお得にと考えるのなら、上手に取り入れることで返済総額がかなり違ってきますよ。各ホームページでそれぞれ確認してみましょう。
手数料が無料というフリーローンを選ぶ
フリーローンは一度借入したら月々同じ金額を返済していきます。カードローンは一括返済や随時返済が可能で、それにかかる手数料もかからない場合がほとんどですが、フリーローンの場合は繰上返済をする場合、手数料がかかるところが多いのです。
繰上返済に手数料がかかる場合ボーナス月に加算
具体的な返済額については次の項目でお話ししますが、フリーローンはカードローンのようにゆとりができたからすべて一括返済したいとう場合、繰上返済手数料がかかることが多いとお話ししました。その手数料を払ってでも一括返済する方が得という場合はもちろん一括繰上返済をしましょう。
少しずつでも利息を減らしたいという場合は、月々の返済に加算してボーナス月に多く返済する方法を選ぶのも良いのではないでしょうか。
1万円ずつの返済を変えずにボーナス月に3万円の返済とするだけで、返済総額が少なくなりますよ。
この場合でも当初からの返済方法を変更する場合は手数料がかかるところもあります。借入時にしっかりと返済計画を立てて申込むことが必要ですね。続いて返済計画についてお話ししてみますね。
借入は無理のない返済計画を立てること
フリーローンの特長は低金利と返済期間の長さにあります。
同じ実質年率でも返済期間が長くなると、当然ですが利息もそれだけ多く支払わなくてはいけません。
10.00%の年率で100万円を借入し、ボーナス月に20万円分を加算して10年間で返済した場合。
10.00%の年率で100万円をボーナス月に20万円加算し5年間で返済した場合。
月々の返済額やボーナス月返済額は大きくなっても、10年と5年の返済期日ではかかる利息が大きく違ってきます。ボーナス月返済は無しで均等返済となっても同様となります。
少しでも利息がかからないようにと思うなら、出来るだけ早めに完済するように返済計画をたてるようにして下さい。
また利息はかかっても、毎月の返済額は出来るだけ少ない金額の方がよい、と考えるなら、最低返済額をシミュレーションして返済額を計画しましょう。