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フリーローンのお得な返済方法一括返済を利用する上での注意点まとめ

フリーローンは、借り入れをするとその後は毎月同じ金額を返済し続けていくことで完済を目指す形式のローンです。そのため、返済の管理は難しくないのですが、そのかわり支払い期間中はずっと一定の利息も支払い続けていることになります。
もちろん、お金を借りた以上利息を付けて支払うのは当然のことですし、カードローンなど別の形式のローンでも利息はつきます。ですが、その利息を少しでも抑えられたら助かりますよね。
そんな時にお勧めなのが、余裕ができた時にフリーローンを一括返済することです。とはいえ、場合によって手数料が発生するなどの注意点もあります。そこで、フリーローンの一括返済をする際の注意点をご紹介します。

借入残高をすべて支払うフリーローンの一括返済のメリット

一括返済の注意点を確認する前に、まずはフリーローンの一括返済とはどのようなものか、どういったメリットがあるのかを確認しておきたいと思います。
フリーローンを一括返済するというのは、その名の通り全ての借入残高を一括で返済することです。
それに対して一部繰り上げ返済という方法もあるのですが、こちらは全ての借入残高を払い終わるのではなく、余裕がある時に多めに返済をしておこうということです。
では、フリーローンの一括返済について見ていきましょう。

一括返済のメリット

一括返済のメリットと言えば、支払い利息が少なくて済むことが挙げられます。どのようなローンでもそうですが、お金を借りると利息がかかります。この利息が意外にかかることがありますので、少しでも早く返済することでその負担を軽減することが狙いです。

例えば、住信SBIネット銀行のフリーローン商品である、Mr.フリーローンのシミュレーションを利用して、50万円を2年間かけて支払う場合の利息を計算してみます。
この商品の金利は年4.775~12.0%なので、この商品の最大の金利である12.0%で試算しています。すると、返済総額は567,831円となります。同じく50万円を1年で返済する場合の利息を計算すると、536,045円になります。
1年間の利息だけでも36,045円ですから、早めに完済することにメリットがあることがおわかりいただけると思います。長期間でローンを組んでいる場合は、さらに利息が軽減できる可能性がありますね。
また、借金を抱えていること自体が心の負担と言われる方にとっては、完済すること自体がメリットと言えそうですね。借入残高を全て返済してしまえば返済の管理からも解放されます。
【住信SBIネット銀行の記事はこちらも参考にどうぞ!】
真面目なアナタには住信SBIネット銀行フリーローンがピッタリ

商品によっては手数料が発生することも!

フリーローンの一括返済には大きなメリットがありますから、余裕ができたらぜひ早めの完済を目指そうと思われる方もいらっしゃることでしょう。
ですが、フリーローンの一括返済には、メリットだけではなく以下のような注意点もあります。

  • 手数料がかかる商品がある
  • 一括返済後またお金が必要になったら再度ローンを申し込まなければいけない

一括返済をするにあたって、商品によっては手数料がかかります。多くの場合、手数料よりも一括返済をしたことによって支払い利息が減る方が得になることが多いのですが、すでに返済がかなり進んでいる場合はその限りではないこともあります。
また、早く完済したいからと言ってあまり余裕が無い時に一括返済をしてしまうと、万が一またお金が必要なことができた時に新たにフリーローンもしくはカードローンなどの他のローンに申し込みをし直さなければいけません。
そのため、今後の見通しを立てて、本当に一括返済をして後で困るようなことにならないかを確かめてから一括返済をするようにしましょう。

フリーローンを一括返済したい時はこうしよう!申し込み方法のご紹介

それでは、フリーローンを利用中に一括返済したいと思った時はどうすればいいのでしょうか。具体的な商品を例に、方法を確認しましょう。

一括返済の申し込み方法

一括返済の申し込み方法には、以下のような例があります。

取扱銀行名と商品名 一括返済の申し込み方法
三井住友銀行「フリーローン(無担保型)」 窓口
三菱東京UFJ銀行「ネットDE多目的ローン」 インターネット・窓口
住信SBIネット銀行「Mr.フリーローン」 住信SBIネット銀行WEBサイト
イオン銀行「おまとめローン・フリーローン」 店舗・インターネットバンキング

このように、銀行によって様々な申し込み方法があることがわかります。
フリーローンの一括返済が可能かどうかは、事前に商品概要の説明を見ることでわかります。ですが、申し込み方法については案内されていないことも多いのが現状です。そこで、フリーローンの一括返済の方法が分からない場合は、商品を扱う金融機関に問い合わせをすると確実です。

申し込み期限に注意!

フリーローンの一括返済を申し込む場合、申し込みに期限がありますので注意しましょう。
例えば、イオン銀行「おまとめローン・フリーローン」では、以下の期日までに一括返済をする旨を申し出なければ、次の引き落としまでに間に合いません。

  • 店舗での申し込み…繰り上げ返済を希望する返済日の15日前まで
  • インターネットバンキング…一括返済を希望する日の前日まで

イオン銀行の場合、店舗から一括返済を申し込むと、普段の返済日のみを一括返済日として指定できます。インターネットバンキングで申し込むと、普段の返済日に関わらず申し込んだ日の翌日から1か月先の営業日までを返済日として指定することができます。
このように、希望したい返済日に返済するためには申し込み期限が設けられていたり方法によって期限が違ったりすることもありますので、事前に確認しておくと安心です。
【イオン銀行の記事はこちらも参考にどうぞ!】
イオン銀行ネットフリーローン!審査や在籍確認は口コミをチェック

手数料はいくらくらい?商品の例を元に確認しよう

それでは次に、フリーローンを一括返済する場合手数料がどれくらいかかるのかをチェックしましょう。

一括返済の手数料

一括返済の手数料には、以下のような例があります。

取扱銀行名と商品名 一括返済の手数料
三井住友銀行「フリーローン(無担保型)」 税込5,400円
三菱東京UFJ銀行「ネットDE多目的ローン」 インターネット:無料、窓口:税込5,400円
住信SBIネット銀行「Mr.フリーローン」 無料
イオン銀行「おまとめローン・フリーローン」 無料

商品によって手数料が無料の場合もありますし、また手数料が必要なこともあるということですね。
この手数料を見てみると、多くの場合、たとえ手数料がかかったとしても一括返済をして支払い利息を抑える方がよりお得になることが予想されます。
とはいえ、残りの返済額や返済期間によってはそうでないこともありますので、それも考慮に入れて一括返済をするかどうかを考えたいものです。
また、三菱東京UFJ銀行の商品のように、一括返済の申し込み方法がネットか窓口かで返済手数料が変わることもありますので、そのような商品の場合はできる限り手数料のかからない方法で申し込みをすることを考えましょう。
【三菱東京UFJ銀行の記事はこちらも参考にどうぞ!】
使用目的先へ振り込み?三菱東京UFJ銀行のフリーローンについて

フリーローンの一括返済、注意点は申し込み期限と手数料!

以上のことから、フリーローンの一括返済をすることには、利息が軽減できるというメリットがあると言えます。ですが、注意点もありますので、確認しておきましょう。

  • 手数料が発生する場合がある
  • 一括返済後お金が必要になったら新たなローンに申し込まなければいけない
  • 申し込み期限がある

一括返済に手数料が発生する商品を利用している場合、軽減できる利息と手数料を考えて、手数料の方が高くなるようなら一括返済をせずにそのまま完済した方がいいと言えます。
また、利息を軽減することばかりを考えて一括返済をしたけれど、またお金が必要になったとなると新たな借り入れをするしかありません。そこで、本当に返済して今後困ることが無いか、余裕はあるかをしっかり考えてから一括返済するかどうかを決めましょう。
それから、一括返済の申し込みには期限がありますので、できるだけ早めにフリーローンの借入残高を一括返済したいという人は、できるだけ早く申し込みをして希望の返済日に間に合うようにしなければいけません。

フリーローンを長期間利用していると意外に支払い利息が高くなることもありますので、完済できる状態にあるのなら一括返済がお勧めですが、無理な返済をすることだけは避けたいものです。

【参考記事】
フリーローンの借金返済方法解説!返済期間はシミュレーションで知る

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